マーチンとアストリアス


二本弾き比べ。
弾き比べてみるとアストリアスのいいところもよくわかります。
もともとクラシックギターを作っていたところの出身なのか
音の出方がマーチンとは全然ちがう気がします。
うまく表現できませんが、鳴りとかそういうものより音色を重視しているというか。
特に私のモデルはソロギター用ということもあって一つ一つの音がはっきりしている、はっきり出てくるのがよくわかります。
反面ちょっと淡白というか癖がないというか・・・
これはこれで悪くはないのですが、マーチンと比較するとやっぱりね。
まだまだ若いギターのせいかマーチンと比べると今ひとつ抜けてこないような気もしますが、それでも値段とかいろいろ考えたら頑張っているギターだと改めて思いましたね。
20年弾き続けたらかなりいい音になりそうな予感もします。(本当かな?)
作りは完全に今のギターという感じで何しろ弾き易いです、「高性能」って感じ。メイドインジャパンというイメージです。
何書いているかわかりませんが。
 
マーチンはとにかく音が抜けてくるのです。
これは四十数年を経ているからなのでしょうか。
それともマーチンだから?
音は音楽的というか私みたいなへたくそが弾いても音楽にしてくれるような。
性能よりも感覚的ないい音。
自分で弾いて自分で癒されています。
でもまだまだ弾きこなし方というか、タッチによっていくらでも音が出てきそうな感じがします。
まるでギターに「もっと弾いちゃってもいいぞぅ、いくらでも音出してやるぞぅ」といわれているみたいです。
これは頑張って弾きこなせるようにならねば。
 
しかし上の二本の写真あまりに色が違うのでなにやらオセロみたいだ。